オロロン参戦記
第三日目 8月26日(日)その2
バイク

どらさんと掛け声

バイクの準備が終わり、自転車を押して走る。乗車位置まで来て
バイクシューズをペダルにつけようとすると、どこからか「どらさんがんばって」
の声。一応友人は誰も応援に来ていないはずなのにと思ったが、うれしかった。
応援に若干動揺し、ペダルにシューズがなかなか入らない。やっとこさ、
入りダンシング。さっきの応援は、ジローさんのHPに登場する、
ゆーきさんだろうと思った。その時のシューズ装着に戸惑うの写真を後日
ゆーきさんより頂きました。
わが愛車ビアンキWithスピナージ
快調に飛ばす
ほとんど風は無い状態。増毛より北上するコースは、軽快な海岸沿いの
コースほとんどアップダウンが無く、快調にとばす。これから自転車は
約7時間位掛かるだろうと想像。14時くらいに、RUN開始か?

尿意が


長い時間自転車に乗っていると、おしっこがしたくなる。当然であるが、Bikeにのってすぐに
訪れた。結構応援する方が多く、Bikeを止める場所がない。しばらく我慢して乗り続けた。
小平の海岸沿いに公衆トイレがあり、そこで用を足した。大体1時間以上我慢していたことになるが
身体には良くないね。用が済んだあとのさわやかなことさわやかなこと。
自転車を走らせながら、用を足すことも出来るが、そこまでして時間を縮める必要もない。

ジローさんに追越される

やがて、苫前あたりよりアップダウンが出てくる。ジローさんが、越していった。さすがに
自転車小僧と言うだけあって速い。スイムでは、6分の差だったのはずなので、ジローさんは
かなりのスピードだったようだ。
ロングのトライアスロンは、競い合っては負けだとの慣わしを尊重し、自分のペースをを守り
ひた走る。結構スピードが出ている。AVEで34Km位だろうか。

撮影ににっこり
軽快に飛ばす脇を、取材のための車が通る。カメラをぐっと近づけてくる。ふと、普通の
アクションでは、採用してもらえないと無理やり笑顔を作りVサインをして見せた。

エイド

エイドは、高校生や地元の方々のボランティアが、協力して頂いていた。どのエイドも
手馴れたもので、上手にボトルや食べ物を渡してくれる。エイドの端にいる人が何か
欲しいものはと尋ねる。それを大きな声でボランティアスタッフに伝える。
但し、ボトルをどこで捨てていいか分からない所が多かった。
私は、大きな声でありがとうと声を掛けさせていただいた。

あんドーナッツ
補給食の餡ドーナッツを食べようと、Bento Boxより取り出そうとしたら、不意に落として
しまった。はい、さよならである。うふ〜俺の餡ドーナッツどこへ行く

ジローさんを追越す


思いがけず、前方にジローさんがいる。声をかけて越す。調子悪くなったのかなと思ったが、
後で聞くと、意図的にペースを落としたそうです。流石に自転車小僧、レースの運び方がうまい。

ダウンヒルバーのアームレストが

手塩のBikeエイドのあと、ダンヒルバーをにぎったら、丸い円盤上のアームレストが、バキッと
音を立てて、さよならした。見ると右のひじあたりのアームレストが無くなっている。
この後は、ダウンヒルポーズを取れないことになる。
スタートより大体100Km位である。
サイクルコンピュータで、ここまで約3時間10分。自分でもすごいペースだと思う。

誰もいなくなる

天塩川の橋
やはりコースは長く単純である。天塩川の橋は風が強く寂しいものだった。この辺より風が
向かい風になってきた感じである。この川を越えると、荒涼とした原野の寂しさが増した感じ
がする。

誰もいない
幌延へ向かう道は、遠くに一直線上に風力発電の風車を20基くらい建設中であった。遠くより
よく見えたが、全然近づかない。前も後ろも誰もいなくなった。コースを間違えていないか
心配になった。しばらく行くと湿原の中にエイドがあった。助かったという感じである。

Here we go

前方に、女性の選手がいた。地元留萌のカレン選手だった。彼女は英語の先生をしている。
追いついたり追い越されたりするうちに、踏み切りを越えた。この踏み切りは、手前で自転車を降りて
押して渡るルールになっている。カレンと一緒に越えた。越えて自転車に乗るときにHere We Goと
越えをかけた。若干うけたようだった。ちなみにこの踏み切りは、宗谷本線かな?

幌別のエイド
ここのエイドは、食べ物が豊富だった。 大福 スイカ サンドイッチそれに、ポカリのボトルを
もらった。このエイドでの食べすぎが後で大変なことになるとは、まったく思っていなかった。

腰が痛い、背中が痛い

170Km位を過ぎるとさすがに、腰が痛いまた背中もいたい。本来なら、ダウンヒルポーズをとり、
少し、ストレッチ出来るが今回は出来なかった。平らなところでも、ダンシングをしたりしながら
Bikeゴールを目指した。
やはり、ダウンヒルポーズが取れないのは、辛いです。

富士見トランジット

Bikeゴールは、道の駅富士見である。ほとんど何も無い平原の中に道の駅は見えてくる。
やっとBikeごーるである。
自転車をどこにおいておけばいいのかなと思って降りると係員が、自転車を受け取ってくれた。
そのまま進むと、RUN用のトランジッションバッグを渡してくれた。前方に着替え用のテント
があった。その中になだれ込む。中には、先行してゴールした人が何人か着替えをしていた。
わたしは、ここでバイクパンツとジャージをRUNパンとメッシュTシャツに着替えた。やはり
かなり体力を消耗しているらしく、手が震えた。時計を見ると14時前だった。
テントを出ようとすると、ジローさんが入ってきた。
自転車公式タイム 200.9Km 6時間43分26秒1 67位