第14回潮来トライアスロン大会(00/05/28)

トライアスロンの生の大会を見たのがこの潮来大会。今から7年くらい前になりますか?
トライアスロンをする人の生き生きとした、表情が忘れられず「来年は出るぞと」心に
決めていました。そんな、想い出の潮来大会。今年も行ってきました。
前日土曜日の説明会は、どんよりとした雲が会場周辺に横たわっていました。天気予報では
この後、雨が降り始め風も強くなるとの予報。会場に行くと天気不良の場合は26.6Kmの
RUN大会になるとの張り紙。参加費15,000円のマラソン大会か、それも雨の中ではいやだな
と思った。
潮来大会は、前日の説明会で開会式が盛大に行われ(私の参加する大会では一番念入り(時間も掛かる))る。茨城県のトライアスロン協会理事長が、すべてを仕切る感じである。
毎年、招待選手の講演会がある。今年は、宮塚英也選手だった。氏の理論を聞いたが、もっと
実践的なもののほうが良かった気がする。

もらえる物
Tシャツ:今年のはムネに深緑のワンポイントで、近年になくできがよい。
バスタオル:霞ヶ浦をきれいにする願いの標語の入ったもの。
スイムキャップ:カテゴリ毎に色が違う。ちなみに30台は銀、40〜59は青だった。
泳いでいる人の識別に使うらしい。品物は厚くて長く使える。
カーボパーティは、昔あったが今は無い。


コースの特徴
スイム:常陸利根川を下り、上るコース。水はきれいになったと言われているが やはり、正直言って臭い。川は深く足はつかない。フローティングスタート。
BIKE:潮来の郊外を3回周するコース。田んぼ農耕用道路直角コーナー多し。 この辺は、素晴らしい穀倉地帯に見える。
RUN:常陸利根川左岸の堤防を走るおり返しコース。昨年まで途中より未舗装だったが、 今年は全部舗装された。沿道は川沿いに名物「あやめ」が植えてある。私は、それより 葦の生えた水辺の鳥の鳴く声のほうがいい。


レース報告
当日の受け付けは、やはり雨のためアイモアホール(ショッピングセンターと多目的ホールが 一緒になった施設)だった。私は、当然RUN大会かと思っていたら、予定どうり実施しますとの こと。慌てて準備してBIKEラックに荷物を持って行った。このアイモアホールから、 バイクラックへは、15分くらい移動に時間が掛かる。ウォーミングアップ何もしていない 状態で、一応水に入っておくかと川へ。水温21度、気温23度と水温は良いコンディション。
水の臭さが鼻につくが、意を決して川に飛びこむ。透明度もやはり無い。自分の手先が見えない。
フローティングスタートのブイ間を往復してウォーミングアップ終了。
体はぜんぜんあったまってなく、水に慣れてもいない状態。
スイム:今年は参加者が少ない感じがした。スタートはウェーブ式。
第一ウェーブは8:10が女子全員と男子40歳以上。
第二ウェーブは8:15が男子30〜39歳
第三ウェーブは8:45が男子15〜29歳
第四ウェーブは8:50が大学選抜チーム
であり、わたしは第一ウェーブであった。そろそろかなと思っているところで花火がなったので
わたしもスタート。泳ぎ出ししばらくすると胸が圧迫される感じ。(こんなんではだめだなと思いつつ泳ぐ。)スイムはスポクラのマスターズコースを毎週1回参加しているため、少しはタイム向上をと
思っていた。風の強さも加わってやや波が高かったかもしれない。おかげでアオコ入り名水を
3度ほど、意思とは別に飲んでしまった。今年も水泳はだめかなと思いつつ掻き続けた。おり返しは、手もとの時計で15分30秒
位。いつしか胸の圧迫感が薄らいだので少しストロークを大きくして進む。時々ヘッドアップ
しつつ、ゴール側と思われる方向に進む。まもなくスイム終了地点。やはり30分以上かかっていた。

BIKE:トランジッションでウェットスーツを脱ぐが、結構足がつりそうになる。つま先を立てぬ
ように注意し脱いだ。痙攣するとそのあと響くので肝腎なのである。
水をのみ、ヘルメットをかぶり、バイクシューズをはき、めがねをつけスタート。バイク乗車可地点までは自転車を押して走る。速い人はバイクシューズをペダルにつけた状態にして、裸足で走っている。自転車にまたがりいきなり自転車を漕ぎながら、バイクシューズを履くらしい。もともと運動音痴の私にはそんな軽業できないのでバイクシューズをカチャカチャ音を立てて進む。心配通りビンディングペダルの着装に手間取った。先日は雨で今日はトラをやっても雨の中と思っていたので、愛用のスピナージをやめて普通のホイールにしようとしていたため、スピナージのホイールにスピードメータ用のマグネットを着けていなかった。そのため、スピードどの程度出ているのかわからなかった。まあ、わかってもわからなくてもタイムに差が出るでも無し。BIKEの時には雨の心配はまったく無く、空も通常の梅雨空風であった。が、コースは所々水溜りがあった。強い向かい風、追い風の悪いコンディションであったが、時間は若干昨年より落ちた程度。

RUN:バイクよいりのトランジッションでは、ヘルメットをキャップに替え、走り出す。給水で水をもらい堤防のコースに向かう、上り口は坂になっているが、ここでつまづき転びそうになる。気持ちは走っているが、足がついて行かない状態である。堤防の上を走り出すが、ここは両側に応援の人がたくさんいる。同じスポーツクラブの方々も応援してくれた、うれしいものである。思わず手を上げた。走り始めてすぐ呼吸が苦しくなった。すこしペースが速いかもしれない。気持ちペースを落とした。途中どうしても小水を我慢できず、途中で用をたした。去年よりはRUNの調子は良いような気がした。だいたいキロ4分30秒を切るペースである。結局RUNは、昨年より2分ほど縮めた。

ゴールをした時はなんとも晴れ晴れと気持ちが良い。
今年の総合2位のオニキンさんと。実はオニキンさんは、「かってにトライアスロン」と言うHPを開いておられ、この関係で今回始めて挨拶をさせて頂きました。とっても謙虚な方ですが、ひとつ芯の通ったそんな感じがいたしました。

なんと言っても、たくさんの方の応援はうれしいものです。私の妻も応援に来てくれました。子ども達は、部活やバイトで忙しいため今年は応援無しでした。
右より、伊藤さん、海野さん、関さん、HPの番人=鈴木
応援本当にうれしかったです。
尚、山本氏は、カメラマンのため写っておりません。
来年は、みんなで出よう。

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